三祐コンサルタンツとは
仕事紹介
当社の仕事はエンジニアリング部門、計画部門、ODA関連部門の大きく3つに分かれます。
各部門の仕事内容について、詳しく見ていきます。
専攻・部門関連図
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エンジニアリング部門
ダム調査・設計
世界有数の多雨国といわれる日本ですが、雨の降る時期は、梅雨から台風の時期にかけて集中し、降った雨は滝のような川を一気に流れてしまいます。ダムやため池は、この雨水をかんがいの時期まで貯えるための施設です。
三祐コンサルタンツの調査・設計したダムやため池が安定した農業生産に寄与しています。
頭首工調査・設計
わが国には、一本の川に十数ヶ所もの堰(せき)を築き、少ない水を平野全体で薄く広く分け合ってきた歴史があります。限られた水を、いかに公平に、いかに効率的に分けるのか---かつての堰が近代的な頭首工へと姿を変えても、この命題が変わることはありません。
三祐コンサルタンツの調査・設計した頭首工等が、より正確で効率的な水分配に寄与しています。
用排水機場調査・設計
川や湖などから台地・丘陵地まで水を引き揚げること。水のたまりやすい低平地から、川や海へと水を強制的に排水すること。いずれもポンプ(揚水機場、排水機場)の導入によって初めて可能となったことです。
三祐コンサルタンツは、現代の農業に欠かせないこれらの施設を、地域の実情に合わせて適切に配置していきます。
橋梁調査・設計
古代から「道」が整備されることで、人や物資の流れが盛んになり、社会は発展してきました。かつての高度成長期も、交通網の発達がその大きな要因といえるでしょう。三祐コンサルタンツでは、人と人をつなぎ、社会の基盤となる橋梁を調査・設計しています。
水路調査・設計
2000年以上前に稲作が日本に伝わってから、わが国につくられてきた水路は約40万km、地球十周分にも及ぶといいます。先人たちには、ときには、水を通すために山にトンネルを掘り、ときには川に橋をかけ、農地へと水を運ぶこの資産を築いてきました。三祐コンサルタンツも、この先人の営みを継承し、国土に潤いを与える水路の調査・設計をし続けています。
道路調査・設計
古代から「道」が整備されることで、人や物資の流れが盛んになり、社会は発展してきました。かつての高度成長期も、交通網の発達がその大きな要因といえるでしょう。三祐コンサルタンツでは、人と人をつなぎ、社会の基盤となる道路を調査・設計しています。
計画部門
かんがい排水計画
初夏の日本列島を上空から見渡すと、平野という平野は水田に水をたたえ、美しい湖のような景観を形成しています。数十km、時には数百kmにも及ぶ距離を経て、農地へと届けられる水。
三祐コンサルタンツでは、最も効率的に農地を潤すため、その土地土地の地形や気候、また産業までも視野に入れた、高度な水利システムの構築を目指しています。
農村地域開発
農村整備に関わる地域計画として「農村振興基本計画」があります。これは原則として複数の市町村を対象とする広域計画ですが、三祐コンサルタンツでは、生産基盤の整備と生活環境の整備などを総合的に推進するための基本計画の策定を支援しています。
事業計画
事業計画は農業農村整備のマスタープランにもとづいて、かんがい排水事業など、個別の事業を実施していくための計画です。三祐コンサルタンツでは、事業対象地域の設定、整備する施設の規模や構造などを明らかにし、事業量、事業費、工期、費用負担などを示した事業計画の策定を支援しています。
農業経済
農業・農村の持続性を高め、食と環境を次世代に継承していくためには、成長産業化の土台となる生産基盤を強化し、多様化する国内外の需要に対応しつつ、創意工夫により良質な農産物を合理的な価格で安定的に供給することができる農業構造の実現が求められています。
三祐コンサルタンツでは、生産基盤の強化に必要な農業・農村整備事業の費用対効果分析の支援を行うことにより、国民食料の安定供給の確保、農業の持続的発展及び農村の振興に貢献しています。
農業環境整備計画
農村の多面的機能が再認識されています。ワークショップを通じて住民との合意形成を図り、その地域独自の自然・文化・伝統を保存しつつ、社会基盤の向上を目指した住みよいまちづくりのお手伝いをしています。市町村の活性化が当社の願いです。
営農計画
平成から令和へと時代が変わり、国内ではかつてない少子高齢化・人口減少の波が押し寄せ、農村部ではその影響が顕著に現れています。一方、ロボット、AI、IoTといった技術革新、TPP等の経済連携協定等の発効に伴うグローバル化の進展等の変化に対応し、農業の新たな成長につなげていくことが求められています。
三祐コンサルタンツでは、このような技術革新等の社会情勢の変化を踏まえた営農計画策定の支援を行うことにより、国民食料の安定供給の確保、農業の持続的発展及び農村の振興に貢献しています。
ODA関連部門
クニづくり
そのクニ全体の農業施策を今後どうするかなどの提言を行うなど、壮大なプロジェクトも実施しています。成果のプレゼン相手は、そのクニの大臣などクニの中枢を担う人たちです。
モノづくり
「開発協力大綱」にしたがって発展途上国を対象とした開発援助の一環として、裨益者が安定した生活を送ることができることを目的とした飲料水、道路、農業施設等の生活基盤、社会基盤施設の新設や改修プロジェクトの調査や設計及び施工監理を行っています。
ヒトづくり
作物の営農作付技術、用排水の管理技術など、開発援助プロジェクトにより築造された施設や田畑を適切に運用、活用する技術を移転し、自立した生活が営める社会となることを目指したヒトへの技術研修や組織づくりを行っています。この取り組みは、その地域の文化の一つとなるまで、年単位の時間をかけて進めますので、ヒトとヒトとの絆が強く感じられるものでもあります。