「国際協力がしたい」
そんな想いから入社を決意

私が農業分野に進むことを決めたのは、高校生の頃です。もともと農業が好きだった私は、日本人が中東アジアで堰をつくったという新聞記事に感銘を受け、農業を通して世界に貢献できる仕事に興味を抱きました。農学部に進学後は農業土木に特化した知識を身に付け、灌漑利水学に関する研究室に所属。そんな中、当社のことを知ったのは、就職説明会がきっかけでした。開発コンサルティング業務を通して国際協力したいという私の想いと、当社の事業内容がマッチしたため、入社を決意しました。
現在は総合技術第2部に所属し、頭首工や取水口に関する調査を行っています。案件を受注すると、現地調査によって必要な情報を収集し、安全性や機能性に問題がないかの計算をしています。それらの結果を報告書にまとめるまでが、私の役割です。基本的にはデスクワークですが、調査のために屋外に行くこともあるので、バランスの良い働き方だと感じています。

分かりやすさを重視し
資料づくりに励む

印象に残っているのは、和歌山県にある頭首工の機能診断調査です。ひび割れなどの変状をドローンで検査した場合と、目視で検査した場合での精度の違いを調べました。ドローン撮影は協力会社と連携しながら進めますが、目視検査は上司とともに行いました。寒い時期だったこともあり、今も記憶に新しいです。最終的には、検査で得られた精度の違いを資料にまとめて発注者に提出しました。
資料をまとめる際に最も意識していることは、分かりやすさです。簡単には理解できないような難しい情報も多いため、発注者に伝わる構成づくりが非常に重要です。入社当初はうまく伝わらず、上司から指摘を受けることもありました。しかし、その都度自分で調べたり、分からないことがあれば先輩や上司に教えてもらったりして、少しずつ知識を身につけてきました。苦労したことが報告書というかたちになり、実際に誰かに使用されることで大きな達成感が得られます。

海外事業本部に異動し
ブータンで知識を活かす

この仕事をするうえで必要なのは、身につけた専門知識を深めていくことだと感じています。自分がきちんと理解することが、資料や説明の分かりやすさへとつながるため、分からないままで終わらせず、社内で確認することを徹底しています。当社では、上司や先輩方が忙しいときでも丁寧に教えてくださるため、不自由を感じることはありません。入社当初、女性の割合が少ないことに少し不安な気持ちもありましたが、部署をまたいだ女性社員の交流もあり、円滑なコミュニケーションができる環境だと思います。
今後は、自分の知識や経験を活かして国際貢献していきたいです。入社2年目の夏から海外事業本部に異動となり、ブータンで堰を作る技術移転をするプロジェクトに参加できることになりました。海外で活躍するためにも、技術力を身につけることはもちろん、プロポーザルの審査で有利になる資格の取得も目指していきたいです。

国内/農業土木専攻
若手竹下 はるか

国内/農業土木専攻
若手武藤 啓悟

国内/農業土木専攻
若手中野 瑞希

国内/農業土木専攻
若手野寺 美輝

国内/農業土木専攻
若手影浦 弘樹

国内/農業土木専攻
若手上野山 藍

国内/農業土木専攻
若手番 菜生子

国内/土木系専攻
中堅岡島 佑介

国内/理学系専攻
エキスパート中嶋 貴紀

海外/農業系専攻
若手高村 侑太郎

海外/理学系専攻
エキスパート三木 和子

海外/農業土木専攻
エキスパート德 比斗志

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