農業を基盤から支えられる
専門性の高さに惹かれた

育種や食品開発に興味があったことから、北海道にある畜産系の大学に入学をしました。在学中のある日、アルバイト先のブロッコリー畑が台風によって冠水。全て埋め立てなければいけないほどの、甚大な被害に見舞われました。それをきっかけに、農業を基盤から支えることに興味を持ち、農業土木に関わる仕事に就きたいと考えるようになりました。
当初は行政への就職を考えていましたが、研究室の教授に「自分の裁量で仕事をしたい」と相談したところ、紹介してもらったのが三祐コンサルタンツでした。農業用ダムや用水路の設計ができる専門性の高さと、ライフスタイルに合わせて勤務形態や転勤の調整が可能なことが入社の決め手となりました。 入社後は総合技術第1部に所属し、北海道・青森・福島・愛媛にあるダムの耐震性能照査や改修設計、健全度評価を担当。ダムの安全性が確保されるよう、細かなところまで注意を払って仕事に臨んでいます。

妥当な結果を導くためには
根拠のある条件設定が大切

私が主に担当しているのは、ダムの耐震性能照査業務です。2次元化したダムの解析モデルに、現在から将来に渡って当該地点で起こりうる最大規模の地震動である「レベル2地震動」を入力し、耐震解析を実施します。その解析結果をもとに、どのような損傷が予想されるのか、安全性は確保されるのかを評価していきます。
解析の際に大切にしているのは、解析条件の設定です。根拠がしっかりしていないと、後の解析結果の妥当性が担保されません。例えば土でできたフィルダムの場合は、水が含まれたときの飽和土重量や、湿っている状態の湿潤土重量など、様々な条件を考慮して解析します。
また、私たちの仕事は「コンサルタント」のため、設計をして終わりではなく、設計内容を分かりやすく説明するまでが仕事です。発注者の理解と信頼を得られるような説明の仕方を、日々先輩方から学んでいます。

働く環境を良くしたい。
そんな改善意欲がある会社

一人前になるまでは、先輩社員と一緒に業務に取り組みます。一緒に出張することも多く、移動が長い北海道の車中ではたわいもない話をすることも。上司や先輩方が話しやすい雰囲気をつくってくださるので、とてもありがたいです。
また、社内には働く環境をより良くするために、様々なワーキンググループが存在しており、私は入社2年目から2年間、「女性コンサルタントのさらなる活躍WG」に参加していました。グループで出た意見を取りまとめて最終的に会社に提言しましたが、前向きかつ迅速に対応してくれており、当社の積極的な改善意欲を感じることができています。
当面の目標は、耐震解析の知識を確立することです。耐震解析は計算過程が複雑で、多くの要素が重なり合って算出されるため、様々な知識に対して深い理解をしなければいけません。コツコツと専門性を身につけ、相手から信頼される技術者へと成長していきたいです。

国内/農業土木専攻
若手竹下 はるか

国内/農業土木専攻
若手武藤 啓悟

国内/農業土木専攻
若手中野 瑞希

国内/農業土木専攻
若手野寺 美輝

国内/農業土木専攻
若手影浦 弘樹

国内/農業土木専攻
若手上野山 藍

国内/農業土木専攻
若手番 菜生子

国内/土木系専攻
中堅岡島 佑介

国内/理学系専攻
エキスパート中嶋 貴紀

海外/農業系専攻
若手高村 侑太郎

海外/理学系専攻
エキスパート三木 和子

海外/農業土木専攻
エキスパート德 比斗志

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