社員インタビュー No.02
10年後には一人前の
技術者に。
まずは得意分野を一つ。
2018年入社
農業土木専攻/若手/国内事業本部
総合技術第2部 第2課
M.K
先輩社員の人柄と、会社の雰囲気に惹かれ入社
大学では応用生物科学部という、農学系の学部に所属しており、就職活動では、建設コンサルタント分野を志望しました。そのなかで当社を選んだ理由は、会社説明会のときの社員の人柄と社内の雰囲気が魅力的であり、また農業土木分野において国内外問わずさまざまな地域で活躍できることに強みを感じたからでした。
入社後は、総合技術第二部に所属しました。現在は、水路の設計をしています。直近で関わっているのは、都市化が進みつつある地域に水路をつくるという案件です。これまで、大雨が降ったときは、水田が一時的に雨を溜めてくれていたのですが、都市化が進み水田が減ったことで、降った雨がすぐに水路に流れ込み氾濫してしまうようになりました。この問題を解決するために、地域内のどこにどれくらいの規模の水路を新たにつくればよいのかを検討しています。
使う人たちの立場に立って設計することが大切
入社後3年間は改修設計を担当しました。改修設計とは、既存の施設を、農家さんが経済的かつ容易に維持管理していくことができるように、最適な改修方法を考えるというものです。改修設計の面白さは、実際に施設を使っている農家さんや施設管理者さんの声を、設計に反映できることです。たとえば、農家さんと一緒に、水門を動かしながら要望を聞きとったり、高齢者の方でも水門を遠隔で操作できるようにしたりするなどの工夫をしています。
良い設計のためには、農家さん、施設管理者さん、業務発注者、工事施工業者など、いかに多くの人たちの立場に立てるかが重要となります。さまざまな角度から物事を捉えようと奮闘の3年間でした。
技術者としての成長には、業務を通じての知識・経験の蓄積はもちろん、外部からのインプットもかかせません。入社後半年間に渡る新入社員研修以外にも、多くの社外研修や、毎週開催される勉強会など、当社には学びの土壌があります。
気さくな社風だから、上司や先輩ともコミュニケーションが取りやすい
当社は、上司や先輩が大変気さくで、とても働きやすいです。分からないことがあれば、役職に関係なく一技術者として、ストレスなく質問することができる環境があります。設計に行き詰ったときは、いつも上司や先輩方に助けてもらっています。また休日も、サッカーをしたり、山菜取りに行ったりと仲良くしてもらっており、近所には、可愛い(?)同期、後輩たちが住んでいます。
この仕事は毎日が勉強の連続で、大変やりがいのある仕事だと思います。まだまだ独り立ちできていませんが、まずは自信を持って設計ができる分野を一つつくることを目標として、目先の業務と根気強く向き合っていこうと思います。10年後には、一人前の技術者として仕事を任せてもらえるよう、日々精進してまいります。