ダムに携われることが
入社の決め手

もともと野生動物の保護や保全に興味があって大学に入学しましたが、教授や先輩方の話を聞くなかで、農業を取り巻く周辺環境や農業土木に関心が移りました。学びを深めていくうちに、遠出して訪れるほどダムに興味を持つように。「ダムに関わる仕事がしたい」という想いから、ダムの設計を手掛けている当社への入社を決めました。
入社してからはダム関連の仕事をする総合技術第1部に所属し、改修工事の終わったダムが正常に機能しているかを試験する「試験湛水」や、ダムの貯水池の濁りの原因などを探るための「水質調査」を担当しています。どちらもダム本体の設計ではありませんが、ダムが機能していくうえで欠かせない仕事です。

データから答えを導く
その過程が面白い

総合技術第1部は他部署と比べると出張が多く、私自身も北海道や九州へ出張する機会があります。水質調査で九州を訪れた際は、ベーラーという採水器具でダムの貯水を回収する作業をしました。ダムの水はせき止めているため、滞留した土砂やプランクトンの繁殖が要因となり濁ることがあります。濁った水は下流の露地作物、園芸作物に影響を及ぼすこともあるため、濁りの原因をつきとめなければいけません。手元にあるデータから考え得る可能性を探して検証し、検証した結果をもとに今後どのように対策、管理をしていくと良いか発注者に提案します。発注者を納得させる資料を作成するのは大変な作業ですが、答えをつきとめる過程は面白いと感じています。データと向き合い、ときには先行研究論文を読み漁りながら、原因をつきとめていくことが好きな方には向いているかもしれません。
また、出張では上司や後輩と夜ご飯を食べるなど、交流の機会があることも楽しみの一つになっています。仕事に関する真面目な話から世間話まで、肩の力を抜いて話せるような雰囲気です。

知見を広げて成長し
後輩にも還元したい

私は、何か一つのことを究めるよりも、様々なことに挑戦する方が向いていると感じています。そのため、ダム設計以外のことも幅広く手掛けられる、ゼネラリストのような存在になれたらと考えています。まずは講習会や研修に参加して知見を広げたり、技術士の資格取得を通じてスキルアップを図りたいです。また、年次が上がり後輩もできたため、私が今まで身につけたことを、少しでも後輩に還元できたらと考えています。上司からの指示をかみ砕いて伝えたり、資料作成の最初の一歩をアシストしたりなど、年が近いからこそできるサポートをしていきたいです。
また、今この記事を読んでいる方のなかには、進路に迷っている方もいるかもしれません。私自身、学部生のころは公務員を目指していました。今振り返ると、教授からのアドバイスや、学会や企業説明会などで話を聞いたことで、自分に合った道を吟味できたと感じています。皆さんも様々な方の話に耳を傾け、自分らしい進路を選んでください。

国内/農業土木専攻
若手竹下 はるか

国内/農業土木専攻
若手武藤 啓悟

国内/農業土木専攻
若手中野 瑞希

国内/農業土木専攻
若手野寺 美輝

国内/農業土木専攻
若手影浦 弘樹

国内/農業土木専攻
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国内/農業土木専攻
若手番 菜生子

国内/土木系専攻
中堅岡島 佑介

国内/理学系専攻
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海外/農業系専攻
若手高村 侑太郎

海外/理学系専攻
エキスパート三木 和子

海外/農業土木専攻
エキスパート德 比斗志

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